施設に米の卸業者さんから定期的にかかってくる「値上げ」電話。
値上げは仕方ないとしても、米騒動の本当の原因と今後の見通しが気になるところです。
農林水産省が調査結果を発表しましたが、24年度は、『生産量は増えたが、生産者が、主要ルートであるJAなどの集荷業者への販売を減らし、直接販売(卸業者や外食)してる量が大きく増えているとのこと、そして卸や外食では先が心配で在庫を少しづつ積み上げていることなどが「コメが消えた」原因』と推察しているようです。もちろんそれだけでなく他の要因も重なっているとは思いますが。
昨今「コメ農家の時給1000円」なんてことをよく耳にします。米農家さんの販売価格が正当な金額に近付いているのであれば、誰も文句を言わないでしょうが、その辺の調査結果も待たれるところです。
ちなみに「値上げ」電話をしてきた卸の担当者は、「来年もあがると見ています。増産?そんなすぐにできませんよ。難しい事です。まず種がない。」なんて仰ってましたが・・・
「米騒動」を見ていて、政府の施策に不安を覚え、これも問題になっている優秀層の官僚離れの影響があるのかなと、色んな事が繋がって悪循環に陥っているのかな、なんて考えています。
