現場が回らない”——そんな声が聞こえてくる今、制度の動きを読むことは未来を備える第一歩です。
「制度が動くと、現場も変わる。」和音のメルマガでは、介護現場の実感と制度の行方をつなぐ視点から発信してまいります。今回は、厚生労働省が進めている「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」の動向をお伝えします。
現在、ケアマネ業界は「高齢化」と「人材不足」という大きな課題に直面しています。これを受け、厚労省ではシャドーワークの軽減やICTの活用、人材確保策など、多角的な議論が行われています。
内容はこんな感じです。
- ICT活用による業務効率化
- ケアマネの処遇改善
- ケアマネ資格制度の見直しと受験要件の緩和
- 法定研修の負担軽減
- オンライン会議の標準化
- 潜在ケアマネの活用促進
- シニア層のケアマネジャーが長く働ける環境整備
- 事務職員の配置加算の拡充
- 主任ケアマネ制度の見直し など
現場ではケアマネ不足を実感することも増えているので、検討会での議論とケアマネの将来像が気になります。
次回は内容について考察してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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私たち株式会社和音は、高齢者住宅の現場改善に特化したコンサルティング会社として、20年にわたる実務経験を活かし、高齢者住宅の収益改善、監査対策、人材育成を中心とした運営コンサルティングを行っている会社です。
「制度が動くと、現場も変わる。」和音のメルマガでは、制度と現場の“すきま”をつなぐ視点から、「回る施設づくり」「仕組み化による持続可能な経営」など介護事業に関わる皆さまにとって本当に“使える”情報をわかりやすく発信していきます。