ケアマネ資格制度の見直しや、介護福祉士試験の“パート合格制”導入など、
「人材確保」に向けた制度改革が進んでいます。
現場からは、歓迎の声もある一方で、「本当にこれでいいのか?」という戸惑い
も聞こえてきます。
それでも、少なくとも新たな一歩ではあるのかもしれません。
でも、ふと、こんな疑問が湧いてきます・・・「この調整は、いつまで続くのだ
ろう?」
一部の制度を見直せば解決する問題ではない。 なぜなら、背景にはもっと根深
い“構造の壁”があるからです。
指標 | 2025年(現在) | 2040年(将来推計) | 出典 |
総人口 | 約1億2,336万人 | 約1億1,092万人 | 総務省・内閣府 |
生産年齢人口(15~64歳) | 約7,361万人(59.7%) | 約6,250万人(56.3%) | 内閣府 |
高齢者人口(65歳以上) | 約3,620万人(29.3%) | 約3,953万人(35.3%) | 内閣府 |
75歳以上人口 | 約2,091万人(16.9%) | 約2,700万人(24.3%) | 内閣府 |
高齢化率(65歳以上割合) | 29.3% | 35.3% | 内閣府 |
現役世代1人あたりの高齢者支援人数 | 2.0人で1人を支える構造 | 1.6人で1人を支える構造 | 内閣府 |
「制度が変わるたびに対応に、疲れていませんか?」
「現場だけの工夫に、限界を感じていませんか?」
私は、現場は、誰かが「支える」のではなく、“仕組みが支える”ことが求めら
れていると考えています。
人が集まらないのは、現場のせいじゃない。 けれど、“このままでは続かない
”という感覚は、多くの管理職が肌で感じているはずです。
「じゃあどうするか?」を、制度と現場のはざまで見失わないよう、これからも
和音は伴走していきたいと思います。
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株式会社和音では、 高齢者住宅のセット事業「訪問介護」の、特定事業所加算
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